「あのファミリーのワイナリー」でちょこっと書きました、ウイスキーの件ですが
気になったので調べてみると、なんと最近の記事がありました。
Pernod Ricard という会社です。
↓ その記事
＜翻訳(有料ページまで)＞
ペルノ・リカールが初めて "メイド・イン・チャイナ "のウイスキーを造るまでの試行錯誤。
ストーリー - 7 年間の努力を経て、このグループは 1 本あたり 115 ユーロ以上で販売されるピュア モルト、ザ チュアンを発売しました。 目的：中国をスコットランド、アイルランド、ケンタッキー、テネシー、日本と並んで世界のウイスキー地図に載せること。
「我々を止めるものは何もなかった。」 中国四大仏教聖山の一つである峨眉山の前で最後に乾杯したアレクサンドル・リカールは、喜びをためらうことはなかった。 中国中部の四川省の田園地帯の中心部に位置するこの13ヘクタールの敷地を彼が訪れるのは今回が2回目で、7年前に購入するために訪れた。 したがって、新型コロナウイルスのパンデミックも、2023年2月までの中国の外国人訪問者の入国禁止も、中国の経済回復の強さに関する不確実性も、中国に最初のウイスキー蒸留所を開設するというペルノ・リカールCEOの野望を妨げるものではなかった。その建築は近くの山々への賛歌となっています。
ペルノ・リカールはこのプロジェクトに10年間で1億5,000万ユーロという巨額の投資を計画している。 パンデミックのさなか、蒸留器の試運転中に遠隔で簡単な就任式を行った後、アレクサンドル・リカール氏は今週、峨眉山（標高3,099メートル）に登り、頂上に設置された黄金寺院を訪れ、特に記念碑を祝うために旅行することができた。中国で作られた最初のピュアモルト、ザ・チュアンの最初のボトルのマーケティング。 ボトルはアルコール度数 (40、46、60 度) と熟成の種類に応じて 115 ～ 190 ユーロで販売されます。
「これは、私たちがこの国の可能性と中間層の発展に大きな自信を持っていることの証明です」とアレクサンドル・リカール氏は地元パートナーとともに中国産ウィスキーを一口試飲する前に、中国の伝統に従って腕を高く上げて主張した。 . . 私の祖父が 1932 年にリカール社を設立したことを忘れないでください。この年は 20 世紀でマクロ経済の観点から見て最悪の年でした。 The Chuan のような破壊的で長期的なプロジェクトを立ち上げるとき、タイミングが悪いということはありません。 »
↓ Pernod Ricard のウェブサイトでもプレスリリースで発表してます。
中国経済がやばいとか、不動産がやばいとか、言ってたりしますが、中間層が大幅に
伸びてきて、将来の展望は明るいということなのでしょうか？？
＜おまけの話し＞
Pernod Ricard のWikipediaのフランス語の方を見ると、ヒストリーの部分に下記のことが書いてありました。
En avril 2023, le groupe Pernod Ricard est pris dans la tourmente après avoir recommencé en toute discrétion à exporter en Russie de la vodka Absolut Vodka alors que les exportations avaient été suspendues lors de l'invasion de l'Ukraine en février 202241. Quelques semaines plus tard, la direction annonce cesser ses opérations d'exportation vers la Russie afin d'éteindre la polémique42.
<翻訳＞2023年4月、ペルノ・リカール・グループは、2022年2月のウクライナ侵攻後、輸出を停止していたアブソルート・ウォッカのロシア向け輸出を静かに再開し、混乱に巻き込まれた。数週間後、経営陣は論争を収めるためにロシアへの輸出を停止すると発表した。
実は、Decathlon(デカトロン）というフランスのスポーツ用品会社も、ロシアで販売を継続していて、ちょっと前にニュースになってました。
ビジネス業界では、西側諸国も、Brics諸国とか、関係ないんでしょうね。
大企業は、バレやすいけど、中小企業とか、こっそりビジネスを継続して
そうですね。それに、経済制裁とかやってたりするけど、なんちゃって経済制裁
ではと思ったりしてます。
この世界が、もうなんちゃっての世界で成り立ってたりして・・・
